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「道具として未来に残していきたい…」職人が本気でつくった“なめらか爪やすり”(TOKYO FM+) - Yahoo!ニュース

吉田美穂がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「DUNLOP presents みらい図鑑」。日本の美しい風景、地域で受け継がれる伝統、志を持って活動する人など、100年後の地球に生きる子どもたちへ繋げていきたい“ヒト・モノ・コト”を紹介しています。5月30日(土)の放送では、広島県呉市にある、やすり製造メーカー「ワタオカ」の綿岡美幸さんが開発した「なめらか爪やすり」についてお話を伺いました。

切ってよし、削ってよし、磨いてよしの万能な工具、“やすり”。 古来より受け継がれてきた手仕事ならではのモノづくり、その魅力をどうすれば現代に伝えられるだろうか? 広島県呉市の仁方(にがた)という町で、120年以上続く両刃やすりの老舗メーカー「ワタオカ」が行き着いた答えは、職人が本気でつくる“爪やすり”でした。 その名前は、「なめらか爪やすり」。

綿岡さんは、「やはり『やすり屋なんですけど』と言っても、『やすりって、何をするものなんですか?』っていつも聞かれていたんですね。“誰も知らないんだな……”っていうところからスタートしたんです」と振り返ります。 一般的な細長い棒状の爪やすりとは、一線を画すフォルムの「なめらか爪やすり」。 両面に凹凸があり、ひょうたんのようなユニークなデザインには、使用感が計算されていて、最後の仕上げに真ん中のくぼみを使って、爪の丸い曲線を美しく整えるという優れものです。

「見た目は目が細かくて、“こんなので削れるのかな?”と思うんですが、実際に削り始めると、爪切りなしで爪やすりだけでしっかり削れて、断面がツルツルになります。うちは、おばあちゃんにも使ってもらっていたんですが、手がなかなか思うように器用に動かせなくなってしまったという方にも、とても使いやすいと思います」 「なめらか爪やすり」は、その名の通り、爪の断面を毛羽立たせることなく、なめらかに仕上げられるのが最大の特徴です。 3つの方向から刃を立てるという職人技で、“爪の断面の細胞を壊さずに削れるやすり”が実現しました。

「爪やすりを使ってもらって、“やすりって、こういう道具なんだ”と、いろいろなところで、知っていただくことができました。これを広めていきながら、やすりを道具として未来に残していきたいなという思いがあります」と綿岡さん。 小さくて、携帯しやすいサイズの「なめらか爪やすり」。よい道具を普段使いすることが、伝統の技術を未来につなげる橋渡しになりそうですね。 (TOKYO FM「DUNLOP presents みらい図鑑」2020年5月30日(土)放送より)

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June 07, 2020 at 11:10AM
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