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歴史伝える「母衣武者」道具 新湊曳山まつり 四日曽根で見つかる 自治会 放生津八幡宮に奉納(北日本新聞) - Yahoo!ニュース

 新湊曳山(ひきやま)まつりで戦前ごろまで子どもが扮(ふん)した「母衣(ほろ)武者」に関する道具が、射水市中央町(新湊)の四日曽根公民館で見つかった。360年以上の歴史があるまつりを伝える貴重な史料という。地元自治会が5日、同市八幡町(新湊)の放生津八幡宮にこれらの道具を奉納した。(牧田恵利奈)

 母衣は布製の袋を指し、武者が馬に乗る際に背中へ着けて走ると膨らみ、後ろから射られた矢を防ぐことができた。甲冑(かっちゅう)や母衣を着けた武者を母衣武者と言い、新湊曳山まつりでは神輿(みこし)行列に参加していた。母衣武者が始まった時期は不明だが、かつては古新町や新町などの町内が参加し、四日曽根も1922(大正11)年に出した記録が残る。

 奉納した道具は、母衣武者が着けた母衣や法被、行列の先導の役割を果たす馬印など。昨年7月、四日曽根公民館の改築に伴い、館内で発見された。いつごろ作られたものか分かっていないが、大正期に撮影した写真には、同じものと見られる馬印が写っていた。

 四日曽根は1950(昭和25)年に一度だけ曳山を出し、安土桃山時代の武将・加藤清正の像を載せて巡行したことがある。その後、像に着せた甲冑は同八幡宮に奉納された。四日曽根自治会(近江久則会長)から相談を受けた射水市新湊博物館の調査で、甲冑が同八幡宮に現在も保管されていることが分かり、奉納が決まった。四日曽根の道具が約70年ぶりにそろうこととなった。

 同八幡宮で奉納式があり、近江会長ら6人が出席した。近江会長は「歴史あるものが偶然見つかりびっくりした。八幡宮で管理してもらうのがふさわしい」と話した。清正は疫病退散の神様として祭られるため、同八幡宮の大伴泰史宮司は「新型コロナウイルスの予防が呼び掛けられる時期での奉納に何らかの縁を感じる。大事に扱いたい」と述べた。5日から1週間ほど、拝殿に飾る。

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April 05, 2020 at 07:37PM
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