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ダイソーで500円で買える! 話題のキャンプ道具「メスティン」の魅力とは? - ニフティニュース

ダイソーで500円で買える! 話題のキャンプ道具「メスティン」の魅力とは?

食楽web

 100円ショップ『ダイソー』は最近、キャンパーご用達の店なんです。それもそのはず。ランタンフックにペグ抜き、コンロ用の風よけにハンモック……、「こんなものまであるの?」と驚くほど、アウトドアアイテムが充実しているんです。

 そんな『ダイソー』で完売続出、欲しくてもなかなか手に入らないと話題になっている最新アイテムがあるそうなのでチェックしに行きました。

アウトドアコーナーでの存在感が光るメスティン

アウトドアコーナーでの存在感が光るメスティン

 それが、ご紹介するアルミ飯盒「メスティン」です。ちょっと知っている人なら「メスティンって、スウェーデンのトランギア社のものでは?」と思われるかもしれません。確かに日本ではトランギアがメジャーですが、そもそもメスティン(messtin)とは「mess=軍隊での食事」と「tin=ブリキの容器」が組み合わさってできた名称。ですからトランギア以外にも、国内外様々なメーカーから製品化されているのです。

 他社製品が2000〜3000円という価格帯のなかで、『ダイソー』なら500円(税抜)!? これは衝撃の価格。その実力は如何程か、ソロキャンプが趣味の筆者が早速検証してみました。

“バリ”がほとんど気にならない!

「バリ」とは、金属製品のフチなどに残る微細な突起物のことで、そのままでは指や唇が切れるなど、思わぬケガにつながることもあります。

 そのためトランギアなどのメスティンでは、買った人自身が使用前に紙やすりなどで「バリ取り」を行うことが通例。しかしダイソーの「メスティン」は、バリがほとんど気にならない。細部まで行き届いた気遣い、もはや500円のレベルではありません。

他社メスティンにスタッキングできる絶妙なサイズ

トランギアの「ラージ&スタンダード」に、ダイソーの「メスティン」がフィット!

トランギアの「ラージ&スタンダード」に、ダイソーの「メスティン」がフィット!

 アウトドアショップを市場調査した『ダイソー』が、確実に売れると見込んで投入したのが本商品。「キャンプギアは、スタッキングや省スペース商品が人気なので、市場にある“メスティン”にスタッキングできるサイズに決定。これがコスト削減にもつながり、500円(税抜)という価格を実現できました」と『ダイソー』の広報担当者が話してくれました。

 サイズ違いのメスティンをスタッキングして持参すれば、なかなか便利なんです。ラージメスティンでレトルトものを温めたり、おかずを調理。その合間にダイソー製の「メスティン」でご飯を炊く、なんていうこともできますから。

ダイソー製は右端。並べるとそのコンパクトさがわかる。左の「ラージ」でサイズはW20.7×H7.0×D13.5cm

ダイソー製は右端。並べるとそのコンパクトさがわかる。左の「ラージ」でサイズはW20.7×H7.0×D13.5cm

 筆者所有の3つのメスティンを並べてみました。左からトランギア製の「ラージ」、「同スタンダード」、そして「ダイソー製品」です。それぞれの大きさはというと、トランギアのラージは3.5合まで、スタンダードは1.8合まで、ダイソー製は1合までご飯が炊けるサイズになっています。

 トランギアを愛用してきた筆者の感想では、ダイソーの「メスティン」はソロキャンプ、なかでも女性が一度に食べきれる量のごはんを炊くのにぴったり。大食漢の男性には物足りないかもしれませんが、軽めの量のおつまみなどを作るのにも適しています。

キャンプギアの収納BOXや弁当箱にもなる

コンパクトだが深さがあるので、思ったよりもギアが入る

コンパクトだが深さがあるので、思ったよりもギアが入る

 キャンプに持って行くギアを収納することもできます。ソロキャンを想定して詰めてみたのは、折り畳み式のフォークとスプーン、コンパクトストーブ、1回分の固形燃料、着火ライター、そしてナイフ。小さいサイズの割に高さがあるので、意外にモノが入ります。

お弁当箱にも。詰めればちょっとしたおかずも入りそう

お弁当箱にも。詰めればちょっとしたおかずも入りそう

 保存袋に入れたお米や二つ折りにしたパスタも中に収まりました。この使い方、いざ調理する際に探す手間が省けるのでおすすめです。キャンプで使用しないときは、お弁当箱として使っても重宝します。

500円でもふっくらごはんが美味しく炊けた!

無洗米一合の場合の水加減は230ml

無洗米一合の場合の水加減は230ml

 では早速ご飯を炊いてみましょう。基本は米一合に水200ml(無洗米なら230ml)。ふっくらと炊き上げるために、炊飯前に最低でも20分はしっかり吸水させることがポイント。

 コンパクトストーブ+固形燃料、アルコールバーナー、シングルバーナー、それぞれの「ご飯の炊き方」説明書が付属していているので好きな道具で炊きましょう。筆者は、火をつけたら後はほったらかしの固形燃料で炊いてみます。

屋外で炊く場合は写真のような風防を用いると火が均一に回り炊きムラを防げる

屋外で炊く場合は写真のような風防を用いると火が均一に回り炊きムラを防げる

 火をつけて10分ほどで湯気が立ち、吹きこぼれてきますが、そのまま火が消えるまで待ちます。メスティンの箱に「火力調節いらずの半自動炊飯」と書いてあるのはこのこと。蓋がパカパカ浮いてきそうなら缶詰を乗せて、それをおかずにするのもいいですね。

炊飯では蒸らしも重要なプロセス

炊飯では蒸らしも重要なプロセス

 火が消えたら、やけどしないよう軍手などをしてひっくり返し、全体をタオルで包んで15分ほど蒸らします。

 炊き上がりはどうでしょう……ドキドキしながら蓋を取ると、お米の粒がしっかりたった、見るからに美味しそうなふっくらご飯が炊けました!

 トランギアに比べて四隅が丸い形をしているので、角のごはんが掬いやすいのもいい感じ。洗うときもこの形なら楽ですね。

自宅キッチンのガスコンロで炊飯。重石にして温まった“缶詰のカレー”をかければカレーライスに

自宅キッチンのガスコンロで炊飯。重石にして温まった“缶詰のカレー”をかければカレーライスに

 ちなみにカセットコンロや自宅のガスコンロでも使えますが、メスティン自体のサイズが小さいので、小さい口径のコンロを使うか、メスティンの底全体に火力が当たるようにしましょう。吹きこぼれが始まったら弱火にし、チリチリと音がしてきたら火を止めて、後は同じように蒸らします。

環境にやさしい「ゆでこぼさないパスタ」にトライ

パスタは一人分100g、具はベーコンとプチトマトを用意

パスタは一人分100g、具はベーコンとプチトマトを用意

 炊飯の次は、アウトドアで実践する人も多い「ゆでこぼさないパスタ」を作ってみました。

 作り方は簡単。メスティンに250ml〜270mlの水を入れて火にかけ、沸騰したら少量の塩を入れ、手で二つ折りにしたパスタ(ペンネなどのショートパスタでもOK)とお好みの具材を入れて蓋を閉めます。

 途中で蓋を取り、パスタ同士がくっつかないようにかき混ぜてほぐして再び蓋をし、ゆで汁がわずかに残った状態で火を止めます。

 最後は適量のオリーブオイル、チューブにんにくや塩コショウで味付けしたら完成です。最近流行りのスパイス系万能調味料やケチャップ、カップスープを混ぜるなど、アイデア次第で味のアレンジも広がりますよ。

・・・・・・・

 このほかにも炊き込みご飯やアヒージョ、おでんなど、アイデア次第でいろいろなメニューに使えそう。キャンプシーンはもちろん、自宅で使えばアウトドア気分も楽しめますね。

 コスパ最強の『ダイソー』のメスティン、長らく品薄状態が続いていましたがそろそろ再入荷との朗報が! ぜひこの機会に使ってみてはいかがでしょうか?

(撮影・文◎池田実香)

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July 29, 2020 at 08:50AM
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