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サクラエビ春漁終了 史上最低25トン、不漁に需要低迷直撃|静岡新聞アットエス - @S[アットエス] by 静岡新聞

駿河湾サクラエビ春漁最近10年間の水揚げ量推移

 駿河湾サクラエビ漁の春漁期が5日終了した。水揚げ量は25・8トンにとどまり、漁が行われなかった太平洋戦争中の1944、45年を除き、本格的な漁が始まった明治中期以降で最低となった。極端な不漁に加え、強風や新型コロナウイルスの感染拡大による需要低迷が直撃した。60年代以降変わらない漁船数120隻の減船が喫緊の課題となっている。
 春漁は昨年より11日遅い4月5日に解禁。今月5日までの漁期中は計13回の操業にとどまった。漁期中で最高の水揚げ量があったのは、由比港漁協(静岡市清水区)所属の漁船団が湾奥の禁漁区で操業し、問題となった5月22日の5・3トン。同漁協の漁船団は24日にも、田子の浦沖約3キロの禁漁区内で再び投網し1・3トンを水揚げした。
 由比漁港(同区)と大井川港(焼津市)の両市場の1ケース(15キロ)当たり平均取引値は、初競りのあった4月15日に、インバウンド需要の低迷から昨年春漁初日を3万5千円も下回る約6万6千円でスタート。その後は上昇し、最後の競りとなった今月4日は約10万8千円を付けた。
 資源量はかつてないほど深刻な水準にまで落ち込んでいるとみられる。すでに水揚げ量が減少傾向となっていた最近10年間でみてもことしの春漁は30分の1以下になっていて、駿河湾サクラエビ漁は大きな曲がり角を迎えている。

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June 06, 2020 at 06:15AM
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