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キャンプ道具をコンパクトにするアイテム&テクニック8選! キャンプツーリングの荷物を減らす方法と、便利なギアを紹介(webオートバイ) | 自動車情報サイト【新車・中古車】 - carview!

キャンプ道具を揃えてみたはいいものの、バイクに載せられない――。周りのキャンプライダーよりも荷物が多く感じる――。そんな人へ向け、お手軽にキャンプ道具をコンパクトにする方法をまとめました。
文・写真:西野鉄兵

キャンプ道具はなぜ増えてしまうのか?
「キャンプ道具が多い、大きい、重い」と感じる時期は、複数回訪れるものだと思っています。

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1回目は、キャンプを始めようと思い、道具を揃えたとき。とくに僕の場合は、貧乏学生の頃にキャンプを始めたため、安いアイテムしか買えず、ひとつひとつの道具が大きいものばかりとなってしまいました。

お金をためてそれをコンパクトな用品に換装していく作業は大変だったけど、道具がグレードアップしていくので楽しくもありましたね。

2回目は、新たなアイテムに手を出し始めたとき。いまではAmazonをはじめ、安いアウトドア・グッズが簡単に手に入る時代です。

とりあえずいいな、と思ったものをポチってしまい、あんまり使わないものが増えるなんてことも(僕自身、何度も繰り返しています。汗)

ちなみに、こちらが僕の標準的なキャンプ道具になります。
【キャンプツーリング 持ち物リスト 春~秋Ver.】 
★キャンプで必ず持っていきたいもの
・テント
・テントのポール
・ペグ
・グランドシート
・シュラフ(寝袋)
・エアーマット
・ストーブ(煮炊き用の火器)
・ランタン
・ヘッドライト
・食器類(鍋・フライパン・シェラカップ)
・ナイフやハサミ、マルチツール
・タオル
 
★キャンプであると便利なアイテム
・椅子
・テーブル
・焚き火台
・ライター・チャッカマン
・着火剤
・軍手
・うちわ
・まな板
・調味料
・水筒と水袋
・保冷バッグ
 
・トイレットペーパー
・キッチンペーパー
・ウエットティッシュ
・デオドラントシート
・洗面用具(歯磨きセット・ひげそりなど)
・虫よけスプレー
・かゆみ止め
・ばんそうこうなど救急キット
 
・シュラフカバー
・サンダル
・折り畳み傘
・エコバッグ
・ロープ
・ストレッチコード
 
 
★電子機器類
・モバイルバッテリー
・スマホの充電ケーブル
・カメラ
・ラジオ
 
★衣類
・着替え(下着と靴下、Tシャツなど)
・防寒着
・レインスーツ
・バッグのレインカバー
・(メガネ)
・(コンタクトレンズ用品)
 
★その他、ツーリング時にあると便利なもの
・地図
・筆記用具
・ボディバッグ
 
(※お財布やスマホ、免許証などマストのものは記しておりません。お忘れなく~!)

多く感じたかもしれませんが、容量59Lのバッグに収まるので、まあ標準的からやや少なめかと自分では思っています。

今回はいろいろ試す中で、レギュラーの座をがっちりと勝ち取ったコンパクトなアイテムを8つ紹介します。

ベテランキャンプライダーさんなら「知ってるよ」という道具や知識だと思いますので、これからキャンプを始める方へ向けて、解説していきますね!

(1) テーブルは「ローテーブル」がコンパクト
テーブルはキャンプを始めたばかりの頃は持っていませんでした。椅子を使うようになってから増えた道具です。しかし、これが加わると急にパッキングが嵩張り始めました。

そこで現在メインで使っているのは、Amazonで見つけた「FLYFLYGO」というメーカーのローテーブル。

このタイプのテーブルのメリットは、収納時に板状になるということ。

そのかわり、組み立て時の高さが低いのがデメリット。

しかし、ファミリーキャンプに持っていくような立派なアウトドアチェアは、バイクではなかなか携行できません。

だからコンパクトな椅子との相性はいいんです。また、座椅子タイプや、椅子を持たずレジャーシートやマットに座るキャンプの場合も使えます。お花見でも便利でしょう。

(2) 料理に凝らなければ、刃物類は「マルチツール」で代用可能
僕のキャンプツーリングの楽しみ方は、キャンプ2割・ツーリング8割という場合が多くなっています(これは人それぞれなので、楽しみ方が違うという人は読み飛ばしてください)。

料理は、ほとんど簡単なものしか作りません。以前はしっかりとした単機能のナイフを携行していた時期もありましたが「あんまり使っていない」ということに気づきました。

なので近ごろ刃物類はマルチツールにまかせっきりです。

【レザーマン】
このレザーマンは海外通販で安く売っていたので試しに買ったもの。実際によく使うのは、ブレード(ナイフ)。次いでときどきプライヤーといった感じで、ほかの機能はけっこう持て余しています。

 
【ビクトリノックス】

より使用頻度が高いのが、ビクトリノックス「ハントマン」。僕の場合、ソロキャンプのときに使う刃物類は主にこれひとつ。

ハントマンは10年以上使っています。買うときは、機能とサイズをかなり吟味しました。そのおかげで、いまでも大満足。

マルチツールを選ぶ際、ハサミが付いているものをおすすめしたいです。

さまざまな機能が備わる中、ハサミの使う頻度がもっとも高い。僕の場合は、次いで大きいブレード、栓抜き、コルク抜き、格納されているピンセットと続きます。

缶切りを使うことはあまりありませんが、栓抜きとコルク抜きは、あってよかった! と思うことがしばしば。仲間のキャンパーが高級ワインを持ってきたはいいけど、コルク抜きを忘れたなんてことがありました。飲めないと切ないですからね。

ビクトリノックス「ハントマン」はコンパクトかつ何かと便利なので、キャンプ以外のツーリングや海外旅行などで携行することもあります。

(3) ランタンのトレンドは、コンパクトな「充電式LEDランタン」
僕のランタン歴は、巨大な電池ランタン→ガスランタン→乾電池のLEDランタンという感じでした。

そんな変遷を経て、いま愛用しているのが「充電式LEDランタン」です。

スマホの充電に不可欠なモバイルバッテリーを持つようになって、この充電式という選択肢が生まれました。

とくに「GOAL ZERO」(ゴールゼロ)というメーカーの「ライトハウス マイクロ フラッシュ」は、ここ数年入手したキャンプ道具の中で一番のお気に入り。

とにかく小さい! それでいて、明るさも充分すぎるほどで、1充電あたりの点灯時間も長い(最長170時間)。

Amazonでは販売~完売を繰り返している模様。価格の変動の幅も大きい人気製品となっています。

(4) 水筒やウォータータンクは、折りたためるものが嵩張らない
キャンプ場に泊まる際は必ずしも必要ではないウォータータンク。だけど、どんなミニマムなパッキングのときも僕はこれを持っていっています。

というのも、まったく荷物にならないから!

キャンプ場とはいえど、やはり手元にいつでも使える水があるというのは便利です。

エバニュー「ウォーターキャリー」の使用歴は5年ほど。100円ショップの製品などを使っていたこともありますが、容量が少なかったり水漏れしたりとやはり満足できるものではありませんでした。

その点、さすがはエバニュー。弁もしっかりと締まり、本体の強度も高い。さらに水を入れたとき、立てて置いておけるというのが魅力です。

欠点は、中が乾かしにくいこと。これはいまだにいい解決策を見出せていませんが、水しか入れなければ、何度もゆすげばいいか、と割り切っています。

あと当然ですが、ツーリングの途中で湧水スポットを見つけ、水を汲むと一気に荷物が膨らみます。けど、何かしら水筒を持っていなければ汲めませんからね!

(5) 焚き火台は、コンパクトな製品が近年次々と登場している
僕の焚き火台のこだわりポイントは、ふたつ。持ち運びしやすいこと、それでいて暖を取るためのそこそこ大きい焚き火ができること。

いまそのふたつを満たしてくれて愛用しているのがAmazonで見つけた「rmete」というメーカーのこの焚き火台。

脚部分が3分割になり、収納サイズは10×10×24cmに。しかも安い。

ほかにも使ってみたい焚き火台はありますが、とりあえず不満なく愛用しています。

(6) マットは、収納性という面では「エアーマット」が抜きんでている
テント・シュラフ・マット。普通のキャンプで欠かせない三大アイテムでしょう。このうち、テントとシュラフを、小さくするのには限度があります。

しかもテントは小さくするとその分、居住性が損なわれ、荷物を置くスペースも減りますよね。シュラフは、値段が高いものが暖かくて小さいという傾向にあります。

そんななか、マットはコンパクトなものがけっこう気軽に手に入ります。

僕がここのところ使っているのは、エアーマットです。

はじめは銀マット、その後インフレータブルマットや、折りたためるウレタンマットを使ってきましたが、どれも収納性という点ではエアーマットには劣ります。

エアーマットはとにかく収納サイズがコンパクト。ほかのタイプのマットと比べると1/2~1/3くらいになるイメージです。しかも軽い。

欠点は、パンクしたらまったく役に立たなくなるということ、です。修理キットがあればいいですが、何泊もするようなロングツーリングではリスキーでしょう。長旅の場合は、嵩むけど壊れないという点で銀マットやウレタンマットに分があると思います。

また、エアーマットは真冬に不向きです。ほとんど空気の上に寝ているようなもののため、冬場はその空気がずっと冷たいまま。アルミシートやグランドシートを使ってもなかなか対処しきれませんでした。

その反面、夏場は快適です。初夏から秋口くらいまでのメッシュで寝るような時期にはもっともポテンシャルを発揮してくれます。クルマの車中泊でも使えますよ。

(7) 寝袋は「コンプレッション・バッグ」に入れればコンパクトになる
先ほど寝袋(シュラフ)をコンパクトにするのは難しいとお伝えしましたが、コンプレッション機能が付いていない収納袋を使っている人は、こちらがおすすめ。

特にダウン(羽毛)シュラフの場合は効果テキメン。だいぶ小さくなります。

おうちに帰ったら、寝袋を長持ちさせるため、コンプレッションを緩めてあげてくださいね。あとときどき干すのも忘れずに!

ちなみに、キャンプをしない泊まりがけのツーリングや旅行の場合は、コンプレッションバッグに着替えを入れるのもあり。ダウンシュラフほど小さくはなりませんが、コンパクトな収納が実現できるでしょう。

(8) 防寒着を「使い捨てカイロ」に変換できないか考える
キャンプで怖いのが昼と夜の寒暖差。そのため防寒着を持っていくわけですが、これがけっこう嵩張る……。

昔は、かなり余分に持っていっていましたが、最近は防寒着の一部を使い捨てカイロに変換しています。

その理由は、天気予報の精度がグッと高まったから。想像していた以上に冷え込むということが少なくなりました。

最近の天気予報アプリは、比較的ピンポイントに数時間や1時間ごとの気温の変化まで表示できますからね。林間のキャンプ地の場合は「天気予報から-3°~-5°くらいかな」などと予想すれば、だいたい外れなくなってきました。

そこで防寒着を減らして、予想よりも寒かったら使い捨てカイロで対応するように。夏場に標高の高い場所でキャンプする際にも使えるテクニックだと思います。

ちなみに、貼らないタイプの使い捨てカイロは、広げたシュラフの中に投入しておくと、寝るときヌクヌク。上の写真のキャンプのときは、暑くて剥がした2枚の貼るカイロをくっつけて、寝袋に仕込みました。足元に入れるのがおすすめです。

僕は使い捨てカイロのブランドにそれほどこだわっていませんが、冬にカイロを多用しているオートバイ女子部には、桐灰の「マグマ」が好評です。

そのほかにも使い捨てカイロは多用性が進んでいて、奥が深い世界となっていますよ。

 
 
以上、webオートバイ編集部員・西野のキャンプ道具をコンパクトにする個人的な考察でした。

文・写真:西野鉄兵

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April 25, 2020 at 05:30PM
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