安倍首相は15日夜、首相主催の「桜を見る会」を巡る問題で、後援会員らが参加する「前夜祭」や観光ツアーの旅費、宿泊費などの費用は全額、参加者の自己負担で、「事務所や後援会としての収入、支出は一切ない」と述べた。政治資金規正法や公職選挙法に違反しないとの認識を示した。首相官邸で記者団に語った。
今年の「桜を見る会」の前日にあたる4月12日夜に東京都内のホテルで自身の後援会員らを集めた前夜祭については、野党から、参加費5000円が安すぎ、「法律違反の可能性がある」との指摘が出ていた。
首相は価格について、「大多数がホテルの宿泊者であり、事情を踏まえ、ホテル側が設定した」と説明。会場入り口で事務所側が集めた参加費をホテル側に全額渡し、自身の事務所の収入や支出はないとした。そのうえで、政治資金規正法上の収支報告書への記載は必要なく、有権者への寄付を禁じた公職選挙法違反にも当たらないとの認識を示した。
首相は、自らの事務所が参加者を募集し、参加人数が膨らんでいたことについて、「長年の慣行とはいえ、私自身も反省しなければならない」と陳謝した。桜を見る会の開催要領によると、「招待範囲」は約1万人だったが、2014年度以降、出席者は年々増え、今年度は約1万8200人だった。
野党は衆参両院予算委員会での集中審議開催を求めている。首相はこの点について、「国会から求められれば、説明責任を果たすのは当然のことだ」と述べるにとどめた。
2019-11-15 12:25:00Z
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