本日9月18日、Apple Watch Series 6が発売になりました。ガジェット好きな読者の皆さんのお手元には、すでに届き始めているのではないかと思います。
今日は「そろそろApple Watchデビューしようかな?」「買ってもいいかな?」と思っているアナタのために、Apple Watchの基本的な魅力と、今回の注目ポイントをお伝えします。
そもそもApple Watchって何ができるの?
Apple Watchは、iPhoneと連動させることで、様々なことができるスマートウォッチです。初代から使用しているユーザーとしての主観ですが、主な用途は大きく分けて3つです。
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感触での通知 → 手首をトントン、と叩くような形で様々なことをお知らせしてくれる。LINEの受信時、乗り換えの駅に着いた際、アラームなどで通知してくれます。
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体のデータを収集し分析する → 装着している間の消費カロリー、どのぐらい歩いたか、水泳などの運動のアクティビティを測定、心拍数の変化、睡眠トラッキングのデータを自動的に集めてくれます。データは後から分析可能です。
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電車に乗ったり買い物できたりする → NFC対応で、Suica、ID、QUICPayなどが使えます。コンビニの決済時にいちいちマスクを外さなくても、手首のApple Watchで買い物OK。
iPhoneに来た通知は逃すことなく受けられますし、通知しないという設定も可能です。もちろん電話もできます。(iPhoneを持ち歩かず、Apple Watch単体で通話するためには、セルラー版かつ別途携帯キャリアとの契約が必要です)簡単なメッセージを送ったり、ユーザー同士でトランシーバー会話をしたりとApple Watchができることは様々です。
Apple Watchの魅力については、こちらの記事も合わせてご覧ください。
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そんなApple Watchはできることが増えました
Apple Watch Series 6は、現時点での最新&最上位モデルです。新しくできるようになったことの中で最も大きいのは、血中酸素濃度が測れるようになったこと。呼吸と心臓が正しく動いているかを可視化してくれる”血中酸素ウェルネスセンサー”で計測します。
Apple Watch Series 6の目玉とも言える #血中酸素ウェルネスセンサー 95%~100%が通常値とのこと。私は最初100%で表示されましたが、1時間後に測ったら95%になっていました。こまめに測ると状態がわかりますね。 #EngadgetJP #Engadget日本版 #AppleWatch pic.twitter.com/YBfxXqmtEB
— 弓月ひろみ@iPadで仕事 (@yuzukihiromi) September 18, 2020
血中酸素ウェルネスセンサーで測定する際は、手首をテーブルや膝の上に置くことを推奨されます。本体が手首の上や下に偏っている、バンドがキツ過ぎ、ゆる過ぎ、などあると測定がうまくいきません。ソロループを使うなら、試着してフィットするもの探した方が良さそうです。#AppleWatch #engadgetjp pic.twitter.com/t9SrxH1gEW
— 弓月ひろみ@iPadで仕事 (@yuzukihiromi) September 18, 2020
この測定で得られたデータは、睡眠時無呼吸症候群に役立つと言われています。Apple Watch Series 6に限った機能ではありませんが、その他、アメリカ・ヨーロッパでは先行して利用できていたECG(心電図)機能が9月4日に日本でも承認され、順当に行けば利用できるようになると考えられます。
私は、Apple Watchのことを「自分が気づかない自分の健康状態を把握し、データとして記録してくれるデバイス」だと思っているのですが、血中酸素ウェルネスセンサーとECGセンサーにより、さらにその機能が高まっていくのではないでしょうか。
SEって何?誰が使うといいの?
今回、Apple Watch Series 6のほかに「SE」という機種も発表になりました。Apple Watch SEは、ざっくり言うと、”お求めやすい価格で機能をしぼったApple Watch”です。
もともとApple Watchは、手首をあげた時のみディスプレイが表示される仕様になっていたのですが、Apple Watch Series 5からは常時点灯という機能が追加されました。その言葉の通り”常にディスプレイが点灯している”状態になっている機能です。Apple Watch SEには、その”常時表示ディスプレイ”がなく、”ECG(心電図モニター)”が省かれてはいます。でも、価格は税抜き2万9800円〜と、低価格で購入することができます。
Apple Watch Series 6が税抜き4万2800円スタートなことを考えると、かなり低コストで利用できるApple Watchと言えるでしょう。
Apple Watch SEは、家族みんなでApple Watchを使いたい、という人におすすめです。SEの発表と同時に、Apple Watchには「ファミリー共有」というサービスが登場しました。この機能は、親が家族全員のApple Watchを管理できるというもの。(日本では、親機にauとの契約+これ専用にプラン契約が必要です)
これまでAppel Watchは、iPhoneとのペアリングが必須でした。それだと「子どもにApple Watchを持たせたい」場合、それぞれにiPhoneを用意せねばならず、現実的ではありませんでした。
それを解決してくれるのが「ファミリー共有設定」というわけです。お子さんにApple Watch SEを装着してもらえば、今いる位置の確認、簡単なメッセージの送受信が可能になります。つまり、見守りデバイスとしても利用できるようになったのです。現代の忙しいお子さんには持ってこいの機能かもしれません。
Apple Watchのファッション性はどんどんグレードアップしている
Apple Watch Series 6で今回、今までとは違うカラーバリエーションがリリースされました。例えば、真っ赤な本体の(PRODUCT)REDアルミニウムケースや、ブルーアルミニウムケースです。
他にもレザーのバックルや、ゴールドのスチールなど、洋服にも合わせやすく、肌なじみの良いデザインが揃っています。アップルの直営店に行けば実際に試すことができますが、オンラインでも自分のスタイルを実際に組み合わせてみることができます。バリエーションが多いので、仕事で、プライベートで、パーティでと、色々バンドを交換できて楽しめる。ここまで、交換を楽しめるスマートウォッチはApple Watchだけといっても過言ではないでしょう。
注目のバンドは、金具のない「ソロループ」と「ブレイテッド」
新Apple Watchの発売と共に登場した注目のバンドが「ソロループ」と「ブレイテッド」という2種類です。これらのバンドには金具やパーツがなく、ゴムの腕輪のように装着することができます。
気になるソロループの使い勝手ですが、フィット感&サラサラ感があってつけごごちは抜群。ただし汗をかくとどうかな?という心配はあります。金具がない分、装着したままのタイピングも楽かもしれません。つけはずしはこんな感じで、思ったより楽です。音入りでどうぞ。#EngadgetJP #AppleWatch pic.twitter.com/au2vkjaDnH
— 弓月ひろみ@iPadで仕事 (@yuzukihiromi) September 18, 2020
ソロループにすると、自分のお気に入り充電アクセサリーが使えないかも?と思っている皆さん朗報です。クルッと回せば充電OK🔋デスク据え置き型を使ってる方、ご安心を。※この充電器は今回の同梱品ではありません#EngadgetJp #AppleWatch pic.twitter.com/JXIZYj5krM
— 弓月ひろみ@iPadで仕事 (@yuzukihiromi) September 18, 2020
Apple Watchの新バンド「ソロループ」めっちゃ伸びますw ビヨ〜ンって。サイズ選びは慎重に(エンガジェットの動画レビューご参照ください)#AppleWatch pic.twitter.com/ap98zHDqam
— ACCN / Engadget JP (@ACCN) September 17, 2020
ブレイデッドはまだ試せていませんが、この装着方式は結構楽ちんです。ソロループの手触りも、グミのような柔らかさがあり、しなやかでサラサラ。汗をかいた時がどうかな……という不安はあるものの、素肌にピッタリくるので私は大変気に入りました。
このバンドは単品でも購入できて、過去にリリースされている40mm、44mmのApple Watchにも対応しているので、すでに持っている方の「買い足し」もオススメです。
今では毎日Apple Watchを装着し、ナシで出かけるなんて考えられない私ですが、Apple Watchが発売されるまではずっと「時計はつけない派」でした。もしかすると「時計はつけないから」と、Apple Watchの購入をためらっている人もいるかもしれませんが、これは時計でありつつ、あなたの健康を見守るセンサーで、記録するデバイスなのです。あなたも、Apple Watchとの生活を始めてみませんか?
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