和歌山市の学童野球の指導者から「エネルギーが有り余っている子どもたちに、思いきり野球をさせてあげたい」との言葉を聞いたのは１カ月前です。一日も早い新型コロナウイルス感染症の終息を願ってのことでしたが、学童野球の大会に限らず、スポーツ・文化・市民イベントの延期や中止の連絡が連日、支局に届いているのが実情です。
大人でも胸の上に重しがのったような毎日ですから、「子どもたちは…」と考えていたところ、臨床心理士の大前泰彦さん（６４）＝県立医科大・脳神経内科学講座＝から封書をもらいました。休校中の学校も、いずれ再開します。スクールカウンセラーでもある大前さんは、不安が極端な集団的心理を生まないか、感染者やその周囲への偏見、いじめにつながらないかを心配します。
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April 20, 2020 at 11:25AM
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支局長からの手紙：子どもへの気遣いを ／和歌山 - 毎日新聞
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