放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は10日、読売テレビ(大阪市)が今年5月にニュース番組「かんさい情報ネットten.」内のコーナーで一般の人の性別をしつこく確認する様子を放送した問題について、放送倫理違反があったとする意見書を発表した。意見書では「特に性的少数者の人権や当事者の社会的困難への配慮が課題として議論されている時代に、もっとも感性が鋭敏であるべき放送が、著しく配慮を欠くやり取りを放送した点で看過できない」と指摘した。
問題となったのは、5月10日に放送した街頭ロケのコーナー。飲食店員から「(常連客に)男の人か女の人か聞いて」と依頼を受けたお笑い芸人が、常連客の同意を得て胸を触ったり、身分証明書を提示させたりする模様をVTRで流した。生放送の番組中、スタジオ出演していた作家、若一光司氏が「許し難い人権感覚の欠如」などと批判。同月13日の番組冒頭で、同局の報道局長らが謝罪した。
継続して反省を
影山貴彦・同志社女子大教授(メディアエンターテインメント論)の話 メディアで働く人間は、他者への思いやりや想像力を、より強く持っていなければならない。問題の再発防止には(今回の)検証や研修だけではなく、継続して反省していくことが求められている。
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2019-12-10 06:05:00Z
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