MDMAを所持したとして麻薬取締法違反容疑で東京地検に起訴され、6日に保釈された女優沢尻エリカ被告(33)が所属するエイベックス・マネジメントは、13日、マスコミ各社にファクスで現状を報告した。

沢尻被告は保釈後、東京・新宿区内の総合病院に入院している。発表では「今後の更生方針を決定致すべく現在都内の病院にて検査、治療を行っております」と報告。「本人も、保釈以降、弁護士の方の意見を素直に受け入れ、家族や弊社も支援しながら、日々更生に向けて医師の皆様の指導を受けて真摯(しんし)に努力しております。更生を支援する弊社と致しましては、本人との面会を継続するなど更生状況を監督し、定期的にご報告申し上げる所存でございます」とした。

さらにメディアに対して、「本人や家族、病院への取材、問い合わせにつきましては差し控えてくださいますよう、何卒ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます」と要請した。

沢尻は保釈後、所属事務所を通じて、「多くの方々を裏切ってしまったことを心の底から後悔しております」などと謝罪するとともに、「今後、違法薬物と決してかかわりを持つことのないよう、人間関係を含めたつながりを一切断つことを固く決意し(中略)立ち直ることをお約束します」と誓い、早速、医療機関に入ったことを説明。所属事務所も薬物からの更生を支援する方向性を打ち出し、本人への処分についても「今後の裁判の結果を踏まえて決定させていただき、改めて皆様にご報告させていただきます」と“保留”している。