映画『蜜蜂と遠雷』音楽を楽しむ親子試写会が23日、都内・スペースFS汐留にて行われ、キャストの松岡茉優、松坂桃李が登壇した。
作家・恩田陸の同名小説を映画化した本作。世界最高峰の国際ピアノコンクールの舞台に揃った選ばれし4人のピアニストが、それぞれの葛藤や背負ってきた想いを演奏に乗せ、人生を懸けて熱くぶつかりあうさまが描かれる。松岡茉優、松坂桃李、森崎ウィン、鈴鹿央士らが出演し、監督を石川慶が務める。
松坂桃李、小学時代に合気道習う「今の仕事に活きてる」
幼少期にピアノを習っていたという松岡は「マンツーマンのレッスンで先生に教わりながら寝てしまうような生徒でした(笑)」とにっこり。
松坂は「小学生の頃に『空手を習いたい』と父親に言ったら、合気道教室に連れて行かれました(笑)同じ道着だろうと(笑)結果、今の仕事に活きているんです。アクションシーンは受け身とかが結構大事だったりするので、いま思うと(合気道を)やってよかったなと思いますね」と明かした。
また、今作でピアノの鍵盤に初めて触れたという松坂は、「演奏が一番大変だった。始めたときはバンビのように手が震えてしまって(笑)指導してくださった先生方のおかげで、なんとかやりきることができました」と撮影の苦労をのぞかせた。
松岡茉優、子役時代に抱いていた夢叶える「レッドカーペットを歩きたい!」
イベントでは、会場に集まった約120名の親子からの質疑応答が。11歳の子から「小さい頃、自分の将来が予想できていましたか?今の職業に就くきっかけは?」との質問に、松坂は「11歳でなかなか大人びた考え方をお持ちでいらっしゃる」と感心。
松岡は「8歳の頃から子役をやってまして、2分の1成人式で『私は将来、女優さんになってみんなに愛される女優さんになりたい!将来はレッドカーペットを歩きます!』と夢を発表したんです。そしたら隅の方にいた教師陣が失笑していたんです。それに腹が立って『みてろよ!』と。いい思い出ではなかったけど、昨年初めてレッドカーペットを歩かせていただいて、周りが信じてくれない夢があっても、自分だけは疑わなくてよかったなと思いました」と真摯に語った。
一方で松坂は、バスケットボールをやっていたようだが松岡から「このルックスでバスケ…おモテになったでしょう!」とツッコミが。松坂は「弱小チームだったので(笑)」と謙遜しつつ、「漫画家になりたかった。描くことがすごく好きだったんですが、ある日、姉に『ほんと絵が下手くそだね』と。そこで夢は終わりましたね(笑)薄々、自分でも気づいてた(笑)」と抱いていた夢について語った。
人として輝くには?松坂桃李「いろんな人に出会うこと」
また、10歳の子から「ピアノが上手だった」と絶賛の声が寄せられると、松岡・松坂は「ありがとうございます!ホッと一安心!」とホッとした様子。「どうしたらそんなに輝いていられるのですか?」と聞かれると、「あちゃちゃ〜!」(松岡)、「およよよよ〜!」(松坂)と2人。松坂は「いろんな人と出会う。いろんな刺激をもらえる、その力は少なからず大きいんじゃないでしょうか。こもることなく、自分からいろんな人に出会うのが大事になってくるのではないでしょうか」とアドバイスを贈った。
「自分の子供が音楽を好きだったら、コンクールに挑戦させたり音楽の道に進むことを賛成しますか?」という質問に、松岡は、ピアノを習っていたことから「音感がついたんです。私の場合、方言のお仕事があって、音がわかるからメロディのように覚えやすいんです。活きてるなと思いましたね。自分の夢がむくむく育っていき、本人がどうしてもやりたかったら親が何を言おうが諦めないと思います。応援してあげて欲しいなと思いますね」とコメント。
松坂は「自分に子供がいたら…本当に好きなのであればやらせてあげないたと思いますね。何かに熱中することはすごく素敵なこと。大人になって何に活かされるかわからないですから。合気道をやっていた時は、今ではアクションシーンですごく役立っていることは思ってもみなかった。あの時、熱中してやってよかったなと。ある種、自分のもう一つの魅力だったり強みになっていると思うので、本当に好きなのであれば僕はやらせてあげたいなと思います」と答えた。
映画『蜜蜂と遠雷』は10月4日(金)公開
(C)2019 映画「蜜蜂と遠雷」製作委員会
https://eigaland.com/topics/?p=108629
2019-09-23 11:18:02Z
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