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TVアニメ『アイドリッシュセブン』第2期、2020年放送 メットライフドーム公演に国内外16万人熱狂 - ORICON NEWS

 人気スマートフォンゲーム原作のテレビアニメ『アイドリッシュセブン』第2期が2020年に放送されることが7日、発表された。2期から本格登場するアイドルグループ・Re:vale(リヴァーレ)が描かれたティザービジュアルも公開された。

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 原作ゲームは、プレーヤーが芸能事務所で働くマネジャーとして、男性アイドル「IDOLiSH7」を育成していく。2018年1〜5月にテレビアニメ第1期が放送された。第2期もTROYCAがアニメーション制作を手がけ、主要スタッフも続投する。

 6・7日にかけては埼玉・メットライフドームにて、『アイドリッシュセブン 2nd LIVE「REUNION」』公演が開催。IDOLiSH7、TRIGGERRe:vale、ZOOL、4組のグループがパフォーマンスを披露し、日本全国と海外の劇場のライブビューイング含め、約16万人のファンを魅了した(以下、1日目のレポート)。

 グループで最初に楽曲を披露したのは、IDOLiSH7。ミステリアスな大人の雰囲気漂う「Viva! Fantastic Life!!!!!!!」、アニメでも印象的なアップテンポの「Dancing∞BEAT!!」を続けて熱唱すると客席は早くも大盛り上がり。MCが始まり、七瀬陸役の小野賢章が「オレたちはこれからも精いっぱい歌って、そして新しい夢に向かって進みます。みんなも一緒に進んでくれるよね!」と観客に問いかけると、3曲目に披露したのは「RESTART POiNTER」。センターステージのリフターでMVとまったく同じ構図が決まると、ひと際高い歓声が上がる。

 温まったステージを引き継いだのは、王者の風格漂うRe:vale。熱い感情を爆発させるように「激情」を熱唱し、安定したパフォーマンスを披露。ところがMCでは、打って変わって軽快な掛け合いを披露するという、なんとも彼ららしいステージだった。「それでは、僕たちの新曲を聴いて ください」と、千役の立花慎之介が静かに告げると、ファンの中でも人気の高い「永遠性理論」を歌い始める。自由で軽やかなステップに、 観客は目を奪われた。

 そんな雰囲気を一変させたのは、ライブ初登場のグループ、ZOOL(ズール)。これまでの空気をぶち抜くように、デビュー曲である 「Poisonous Gangster」を激しく歌い上げると、観客もそのパフォーマンスに引き込まれる。亥清悠役の広瀬裕也が「そんなんじゃ全然ダメ。もっと声聞かせて!」と叫び、「LOOK AT…」を披露すると、メットライフドームの観客のボルテージはさらに跳ね上がった。

 ZOOLの去ったステージに登場したのは、そんな彼らとも因縁が深いTRIGGER。十龍之介役の佐藤拓也がたった一人で「願いはShine On The Sea」を歌い始める演出は、作中での出来事を思い起こさせ、誰もが胸を締め付けられる。九条天役の斉藤壮馬、八乙女楽役の羽多野渉の歌声が聴こえるまで、客席は固唾を飲んでステージを見守っていた。MCでは、この歌を3人で歌える日を心待ちにしていたという佐藤が、感極まって涙を流す一幕も。その後は、デビュー曲である「DIAMOND FUSION」を一糸乱れぬダンスと共に歌い上げ、続く「In the meantime」を伸びやかに歌い切り、TRIGGERの様々な表情を見せた。

 続いてしっとりとした空気を運んできたのは、MEZZO"の2人。オレンジ色の光が灯るステージで「miss you...」の切ないメロディーが会場に響いた。MCでは一転、今年も会場を「メッゾライフドーム」と呼ぶなど、和気あいあいとした様子で、二人の仲の良さがにじみ出る。次の曲紹介で逢坂壮五役の阿部敦が、「今日は生憎の空模様ですが、日も落ちてきて、この空の上には月明かりがあると思います」と語ると、「月明かりイルミネイト」を披露。

 ここで幕間映像でアプリゲーム3部から4部のZOOLの軌跡が流れ、決意新たに再登場。新曲「ZONE OF OVERLAP」を歌う彼らを迎えたのは、沈黙でもなくブーイングでもない、圧倒的な熱狂だった。デビュー当時、反抗的なグループと言われていたZOOLの成長を感じて、会場の熱が急上昇する。その熱をさらに引き上げるようにIDOLiSH7がクールな「GOOD NIGHT AWESOME」を披露。今年も曲のラストで白井 悠介さんが人差し指を口元に当てるしぐさを見せると、客席からは黄色い歓声が。続く「THANK YOU FOR YOUR EVERYTHING!」では、タ オルを回しながらメンバーがはじけるような笑顔を客席に向けた。トロッコに乗り込み、客席の近くで手を振る姿が印象的だった。その高いテ ンションを維持したままRe:valeをステージに呼び込むと、9人で「Happy Days Creation!」を熱唱。この楽曲は作中で彼らが協力して作り上 げた一曲としても印象的だ。

 IDOLiSH7がはけて、『星巡りの観測者』を彷彿とさせる映像がメインモニターに流れると、「星屑マジック」のメロディーとともにセンター ステージには星玉(せいぎょく)を持つ百役の保志総一朗の姿が。スペシャル映像の壮大な世界観とステージで繰り広げられるパフォーマ ンスに観客の目が釘付けになる。続く「NO DOUBT」では圧倒的な歌唱力を披露。背中合わせに客席を指さし、観客の心を奪っていった。

 続いてMVの映像が流れると、予期せぬスタンド席からTRIGGERが登場。「DAYBREAK INTERLUDE」を激しいダンスと共に熱唱するパフォー マンスで会場を沸かせると、この日、作中で描かれているミュージカルの主題歌「Crescent rise」を、アニメ制作会社TRIGGERの制作した新規映像と共に初披露した。「今日という日を待っていました。幸せです」と九条天役の斉藤壮馬が語ると、メンバー二人も同意したように頷いていた。「次の曲はTRIGGER全開で行くので、皆さん、めちゃくちゃになってね」と斉藤がつげ、ラストに「SECRET NIGHT」を歌うと、クールなパフォーマンスに観客は心を奪われていた。

 星空の映像が流れると、会場は青い光に満たされ、そこに現れたのは「LIGHT FUTURE」を彷彿させる懐中電灯を持ったIDOLiSH7。夜空の星を眺めるように客席を見回し、演出に協力してくれた観客に感謝を述べると、「ナナツイロ REALiZE」を歌い始める。「MEMORiES MELODiES」ではMVの噴水を再現した華やかな演出で観客の度肝を抜き、続けてアニメ 1期のOP「WiSH VOYAGE」を印象的なダンスと共に歌い上げる。最後は昨年のライブの始まりの曲でもあったデビュー曲「MONSTER GENERATiON」を歌い、会場の盛り上がりは最高潮に。

 その後、アンコールの声に応え、IDOLiSH7、TRIGGER、Re:valeの3グループが颯爽と登場。ライブTシャツをラフに着こなし、観客に感謝を 伝える。その流れで再びトロッコに乗り込むと、「Wonderful Octave」、「PARTY TIME TOGETHER」を2曲続けて熱唱した。3グループのメンバーたちの呼び込みで、ZOOLも合流し、16人が再び集結。ここでアニメ2期のティザービジュアルと放送情報が初解禁。喜びと興奮で会場がどよめく中、メンバーも口々に喜びを語り合う。ライブの最後を締めくくったのは、3グループ総勢12名による「Welcome, Future World!!!」。ライブではZOOLを含めた16名と観客が一体になるコール&レスポンスで、大成功のまま1日目の幕を閉じた。

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2019-07-07 11:32:27Z
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